2009年5月の阿蘇定例飛行会に参加してまいりました

毎年5月と10月に阿蘇エリアで知り合いのグループの飛行会に参加させていただいています。
以前は阿蘇の観光牧場飛行場を使用していましたが、一昨年より産山のCRCC飛行場を使わせて頂いています。

出発当日まで仕事でばたばた、なんとか機体も仕上がり日曜夕刻に仕事済ませて出発です。今回は大きい方の車で出ようかと思ってましたが、カブ50の主翼が入らずいつものレガシィです。

週末1000円の高速道路は、ゴールデンウィークの様な論外な混雑ではありませんが、SAのレストランもけっこう混雑。中国道壇ノ浦SAで夕食をとり大分の日田で前泊。

翌朝爽快に目が覚め、早朝のR212を阿蘇へ向かいます。毎度の事ですが小国町から阿蘇外輪山へ入っていく景色は、いつも最高です。

今回はスロープ専用機は車に載せていません。大観峰の売店で美味しい牛乳をいただき、産山へ向かいます。

まだ誰も到着してないだろうと、飛行場ゲートの反対の斜面で手投げテストしようとして上がっていくと、飛行場にもう人影。ORCのF本さんが早朝に到着されもうフライトされていました。
いよいよ春の飛行会であります。


今回は新作機はほとんどありませんが、京商カブ50でフライフライのDG-1000をトーイングできるかできないか実験が課題です。
OKのメイスも地元で簡単に調整済み。アトリエコキールのオータムリーフもペラ径を少し大きくしました。

カブ50の斉藤60ツインは半年ぶりでしたが、一発でお目覚め。今回もひたすら飛ばし込みます。

オータムリーフとメイスは主翼裏にマジックテープを貼りフライカムで空撮テストしましたが、SDカードの不良か3分くらいで録画が終わってました。
メイスくらいのサイズになると飛行中の落ち着きは明らかに良いのですが、今回快晴だった事もあり、オレンジ色の主翼は高度取ると青空に溶けてしまうようで、非常に見えにくく苦労しました。
ダイブさせてもびっくりするほど速くは無い(電動グライダーは仕方ありません)のですが、調整取れてくるとどっしりとサーマル拾えます。視力の低下を痛感。

オータムリーフは昨年秋のフライトではほとんどサーマル拾えませんでしたが、バッテリー位置を地道に調整していくとなかなか良いのです。
(⌒∞⌒)
ゆーったり登らせてふらふわと滞空させます。A123の1100の3セルで思いっきり低消費電流なセットをしてますので、急上昇とは無縁な機体ですが延々と飛ばせます。
持ってきて良かった。

 遺影(ノ ̄ー ̄)ノ
今回の目玉だったのですが、バンジーコードが古くテンション不足なままリリースしたものの、草にダリーが引っかかり中途半端な速度で上昇し、そのまま。
小破で済むトラブルだったのですが、機首をバッテリーが押し破ってしまい、アウト。
またやり直しであります。

A-4も今回からフライトパワーの700mahセルからハイペリオンの25Cタイプの850mahに変更し、かなりパワフルになりました。
このバッテリーかなり良い様です。

が・・ 日差しが強かったので偏向グラスをかけてましたが、ブルーエンジェルスのカラーは快晴の時には見えなくなってしまいます。
結局舵打ち間違えて地面に突き刺さってしまいました。

今回は米軍のアクロチームが不振であります。


ロック岩崎がよみがえったように航空自衛隊機は絶好調でした。。
パワーの感覚は段違いです。バッテリーさまさまです。
このサイズの推力では無理だとおもってましたが、45度上昇からスプリットS入れても問題なし。何度かやって引き起こしの感覚がつかめたので、高度とってループさせたら、引きおこしで機体ぐらぐらするまで負荷かけても追従できました。
着陸で引きおこしが過ぎ、鼻先からつっこんでしまい小破。現場で修復。だいぶ傷だらけになりましたので、そろそろ2号機。
CD-ROM とは言えない(コアだけ)モーターですが、JIユニットなんかいらんのであります。


トーイング実験は松山のH内さんにカブの操縦をお願いしてチャレンジしてみました。
重いよね・・・の自重1.8キロのグライダーは、世間で言うのとは違い曳航機より後に離陸し、引きずられるように上昇。H内さんと並んでかけ声かけながら旋回にチャレンジしますが、DGの方が速く、そこから減速動作をするとカブが速度を一気に失い、緊急離脱でありました。

でもたかだか60メートルからのリリースでしたが、飛行中のシルエットや意外な滑空性(速度もそれなりに高速)はなかなかよろしかったです。
50クラスのカブならサーマル工房の2mクラスまでが無難かもしれません。

あえて面倒なグローエンジン機で曳航するのもお楽しみイベントとしてはありです。(ガソリンか電動の方が絶対いいけど)
二人羽織でご飯食べるようなもんだなぁ・・ です (⌒∞⌒)


福岡のS木さんのセスナ。マトリクス製です。90クラスをタンデム搭載。照明類もしっかり再現されれます。
飛びは重戦闘機。この機体の電動化も面白そうですが、あえてエンジンなのも最高です。航行灯もしっかり。
90クラスの双発とか、私には別世界ですけど雰囲気は最高。

今回も宿泊は内牧温泉の「阿蘇の湯」、もう定宿になってます。宴会場貸してもらって夜な夜なそれぞれ修理や改修や宴会。
私も夕食の割り箸(竹製)と爪楊枝もらってせっせと削り、マルチプレックスのFOXの主翼の手直し。(フリー機なのでラダーで旋回させるには上反角不足)

2日目も好天に恵まれ(今回は結局天気予報とは違い、最終日午後まで雨とは無縁だったようです)お昼前にタイムラリー。
前回はプチトレーナーでのパイロンでしたが、今回は杭たてて、離陸後60秒後に(タイマーつかわない)定点着陸。
私は姑息にEPPアクロ機でチャレンジしましたが、あれこれやってる間に時間数えるの間違い、遠慮がちに着陸。
結局、正々堂々と電動カブ飛ばした知人がトップ。
協賛下さったエアクラフトさんから商品やら割引券(使えるのかどうなのかSさんに聞いてみるのです)頂き、昼食時間。

いつもORCのF本さん達が昼食の世話をしてくださってます。こんな草原でわいわい食事ができる事自体、たまりません。
シーズンオフのはずの冷凍さんま、炭火で焼くと絶品になります。

今回は持参機体の半分くらいを2.4ギガに変えていたので、バンド空き待ちはそんなになかったです。そろそろ安心して使えそう。
アンテナがのびてない違和感はありますが、小さな機体には長々とアンテナ引っ張りながら飛ばなくて良いメリットは大きいです。

S木さんにウインドライダーのBD−5の某エアクラフトテスト機を少しだけ飛ばさせてもらいました。ダクトのスラストが少しずれてるのか、パワーかけるとかなりの頭下げを起こすので手投げはけっこう難儀します。
S木さんは普段バンジー使われてるようですが、エアクラ**推奨のハイペリYモーターに3枚ブレードでも遊ぶには十分なパワーがあります。
機体そのものも素性が良いようで、きついバンクでの旋回でも巻き込みは皆無。失速癖が良い機体には思えないのですが非常に安定してます。
パワー抜いても(抜いた方が)ふわっと浮いてくれるため着陸は楽勝。

脚付けるとかどうとか考えないであっさり作ってとことん遊ぶ機体なのかもしれません。早くつくろ。

2日目夜は私だけ熊本市内泊、KANAMEさんTOKUさんA☆さん(なぜかいつものメンバー)と夜合流し宴会。A☆さんから笠岡で預かった90ミリファンもゴミ掃除完了で引き渡し。
遅くまでつきあっていただき毎度毎度感謝であります。

3日目は予定では夕刻まで飛ばし帰還するはずでしたが急用ができたため、一度飛行場に寄ってそのまま日田経由で帰りました。
帰路はけっこうなペースで走りましたが、2500でリッター11.4キロ。良いのか悪いのか、古くなっても燃費だけのびてくれます。

ダクト2機ほど残念な事になりましたが、バッテリーの進歩はめざましく、うれしいフライトができました。
今回は車の積み込みの関係でタイガーモスは留守番。O田さんとS木さんのタイガーモスの同時フライトを眺めながらやっぱり持ってくれば良かったと反省。
とはいえ、地道に飛ばしこむカブ50も斉藤の60ツインがだいぶ馴染んでくれ、アイドリングでクランクシャフトのネジ山が見えるくらい回転落としても安定して回ってくれるようになりました。
斉藤エンジン最高であります(⌒∞⌒)
うちのR100のツインより良いかも。

秋にまたおもしろいの作って参加できればと思ってます。阿蘇の自然とお湯と空に感謝、ORCの方々に感謝であります。





2009/05/21