工房しろくま
小型電動飛行機の部屋
Chubby Bady (フライングスタイロキット)
モーター:CD-ROM 0.32*27ターン スター結線
プロペラ:GWS 6030
コントローラー: Jeti MASTER 04-3P
バッテリー:LiPo 700mah 2セル
受信機:GWS PICO 4CH (銀ラベル50センチアンテナ)
サーボ:GWS PICO-BB *2
自重:154グラム (パイロット未搭乗時)
フラングスタイロキット社のHPで見つけた機体です。元々ゴム動力のFF機なのですが軽量な無線機も搭載可能とありました。
この機体をアサミさんが広告に出され、とりさんのHPでも製作記が掲載され、頼んで送ってもらいました。
あのチャビーレディーの進化した子分です。
製作自体は何も問題ありません。今回はエポキシ接着剤を推奨されている箇所にセメダインスーパーX2を重いと知りながらも使いまくりました。また強度の要らない箇所はOKのオダレスと硬化促進剤を使い、発泡機で瞬間使いまくりです。
主翼の裏の最大翼厚部?に田宮のグラステープを1筋貼っておきました。要るような要らないような・・です。
モーターマウントの防火壁は手元にあった3ミリバルサです。他の機体では2ミリを使っていますが、こういう機体では3ミリの方が良いかもしれません。
マウントはタッピングビスで固定しますので、ビス穴の裏に1ミリ航空ベニヤを当てておきます。
標準(ゴム動力用)カウリングを外し、胴体前端を基準に少し強めのダウンスラストとそこそこの?サイドスラストを付けておきます。
カウリングはゴム動力用のものもCDモーターには使いやすい形ですが、キットのおまけでCO2エンジンや電動化した時用のカウルも付いてますのでやはりこちらを使います。機首の銀色部分は塗料が取れやすいので、防火壁の加工が終わったらカウリングと一緒に田宮のプラ用スプレーで塗装します。
カウリングの固定はテトラのヒンジ固定用のタッピングビスを使いました。強度が要らなければ目立たなくて恰好よろしいです。ネジの受けは1ミリベニヤが埋まるように溝を掘り、瞬間で貼っておきました。
動翼はカットラインが入っています。エレベーターの連結部はバルサを当てて補強しておきます。ホーン類は1ミリベニヤを瞬間止め。リンケージロッドは0.8ミリピアノ線を細いプラチューブをアウターに使います。
ロッドの長さは一発決め・・ 動翼側の抜け止めに0.8ミリの穴を空けた小さなベニヤ片を付け瞬間で固めておきます。
尾ソリもピアノ線。強度は要らないでしょう。端っこが危ないので中粘度瞬間の滴を付け、そのまま硬化促進剤で固めます。
ヒンジは素直にヒンジテープです。ファンフライではないので、動翼側を45度位にカットしておけば問題ありません。
サーボマウントは(手が届く位置にあった)3ミリバルサ。一応ネジ受けのあたりは1.5ミリバルサを木目を変えて補強しておきます。
サーボの固定は両面テープでも良いのですが、チャビーレディーでテープが硬くなり剥がれた事がありますので、サーボベッドは作ってやった方が長持ちすると思います。サーボ固定ビスは0.8ミリ位で下穴を空け、低粘度瞬間を流し固まってからビスを締めればこのクラスでは強度の問題は無いでしょう。
リンケージロッドのアウターはしっかり受けを作ってやります。小型機だからこそガタは面白くありません。
バッテリーは適当にバルサでホルダーを作り、ベルクロ止め。ハッチは数カ所にバルサ(瞬間止め)でノッチを作ります。固定は最近のフライングスタイロキットにあるようなプラ版の弾性で固定します。サーボの透明パックを適当に切り、先を内側に曲げて瞬間で貼ります。これで十分。
フライト
ちょっと風がありましたが、最高の天気。主翼のねじれが気になっていましたので地上滑走で離陸。
大きめのプラタイヤでころころ走ると何事も無く機体は地面を離れ高度を上げていきます。
パワーはこの機体には大きすぎるくらいでしたが、風があるときは前面抵抗が大きいためこれくらいの方が良いのかもしれません。
巡航は40から50%位のパワーで静粛に穏やかに飛んでいきます。トリムのずれもほとんど無くあのチャビーレディーの飛びが蘇ります。
ループはぐるぐるまわります。ラダーロールはそれほど早くはありませんが、穏やかに楽しむにはこのくらいの反応の方が良いでしょう。
チャビーレディーの様な恐ろしい安定?はありませんが、近い雰囲気で穏やかに飛びます。これは気持ち良いです。
普段気を使う機体が多いので、かなり楽しいです。
送信機のラダースティックからエルロンへ70%程のミキシングをかけてみました。左手に送信機を持ってスロットル固定で左親指で操縦、右手にデジカメを持ってファインダーのぞきながら撮影。
という事が出来るくらい穏やかに飛びます。最高に気持ちよい機体ですよ。
現在入手できるパワーユニットだとかなり相性は良いみたいですね。
フライングスタイロのHPにはこれの水上機仕様が・・・ ありました・・・
2004/04/12
操縦士決定
しばらくパイロット不在でしたが、軽量紙粘土で製作しました。手芸の方の様にはうまく行きませんがちょっと冗談で作ってみるには面白い素材です。
着色はトールペインティング用の水性塗料が色のり発色共に良好です。目はマッキー極細。
この機体にはもうちょっと大きめの方が可愛いですけど、マジックテープで取り付け完了。
2004/07/23
1997-2005 Koubou Sirokuma