ちょっとひとやすみ
たわいもないはなし・・・
JRCのローターブレード
京都のJRCという古くからある模型ヘリ用のローター屋さん。「川*さん」というらしい。京都で川*さんというと、私にはどちらかというと本業関係で、法衣屋さんの一派が思いおこされます。ブレードに使われている黒檀・紫檀、かなり高価な材料ですが京都だと、これは仏壇の材料としてふんだんに入手できるもの・・・ ひょっとしてこれも・・・
と思っておりましたら、ライフルの銃床などを作られるのが本職とのお話。さすがにすばらしい加工でございます。
ちなみに、ヒロボーの地元は、府中家具の産地、これもまた木工の優れた土地でございます。
墜落しそうな そのとき
たまに、まがさして・・気づいたら墜落。無いに越したことはありませんが、皆無とはいえない。
落ちるときの法則
- 非常に快調なフライトが続き、「帰る前に、もう一回飛ばそう」そういう時。
- 珍しく演技が決まり、友人に話しかけた一瞬。
- サポートしてくれるはずのベテランの方との会話が飛行中にはずみすぎたとき。
- 「もう落としてもええわ」という機体は、絶対に修理可能な範囲でしか壊れない。
- 操縦に集中できないとき。
- 修理できない部分が壊れる。
- 落ちても気にならないような機体は、かならず目の前に美しく着陸する。
- 見失いそうな機体は、必ず操縦者と太陽の間にいる。
- 広い原っぱの、わずかな貯水池をめがけて機体は落下する。
- 飛ばさない機体も、タンスの上から墜落する。
- 見事な接地を見せた機体は、すばらしいタキシングの後、操縦者の足下で転倒する。
- 落としても気にならないからというEZは、落ちても壊れない。
なさそうであること
- 飛行場について、送信機を忘れた事に気づく。
- 前回のフライトで「帰って直そう」と思っていたことにに、後日飛行場に到着して気づく。
- 飛行場に到着すると、強風。
- ハンドランチグライダーを持っていかない時には、トンビが気持ちよく舞う。
- 「さぁ飛ばそう」と取りだしたローターブレードは、別の機体のもの。
- ブースターのクリップは届かない。
- プラグ交換の難しい機体ほど、プラグがすぐ劣化する。
- 「まぁ大丈夫だろう」という場所が、1フライト目で壊れる。
燃料について
模型用の燃料は「なまもの」というと、おかしく聞こえるかもしれないが、どうも、この「飲めないアルコール」にも賞味期限があるようである。ちまちまと、たまに30を飛ばす程度だと、年間の燃料消費量なぞしれている。特に、ハイニトロの燃料は水分が入りやすく、秘蔵のIMのカスタムブレンドが、あっというまに「賞味期限切れ」になっていることがある。
4C90搭載のイーグルで難儀していた頃(今も難儀中であるが)、どこにでもあるIMのヘリパンチの15%を、別な缶のものに換えただけで、いきなり快調になったことがある。
今は、ベンチテストでのブレークインは、よほど珍しいエンジンでも無い限り、滅多にしなくなったが、そういう機会に、元気の弱った燃料を使うことも減った。
排気ガスがやたらと刺激臭があったり、エンジン音がいつもと違ったり、燃料の色が変わっていたりしたら、素直に新しい燃料に換えた方が、無難なのかもしれない。
ヒロボー系の30のリンケージで
ヒロボーの30クラスのリンケージですと、エレベーターのサーボ側が、なかなかボールリンクが使いにくいのですが、このようにするとなんとか使えます。サーボホーン裏面の干渉する部分はかなり切削してあります。
エレベーターの感覚が少しよくなる・・・かも。
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